関連用語: エラスチン, コラーゲン, 紫外線, ターンオーバー
シワは、皮膚の老化現象のひとつと考えらます。皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層からできていますが、それぞれの細胞が常に細胞分裂を繰り返してそれぞれの組織を保っています。
皮膚の細胞分裂は、20歳前後を境に徐々にスピードが遅くなっていきます。真皮にある膠原繊維(コラーゲン)や弾性繊維(エラスチン)は、皮膚の クッション役をしており、肌にはりを持たせる役目をしています。そのコラーゲンやエラスチンを作りだす繊維芽細胞の分裂活動が鈍化することにより、クッ ションの影響力も弱くなります。
細胞分裂の活動が鈍化することによって、部分的にコラーゲンやエラスチンの量が少ない皮膚ができることでくぼみができ、シワができます。
肌の老化のほか、乾燥、紫外線、睡眠不足、栄養バランスのくずれなどにより、皮膚のターンオーバーのサイクルが乱れ、細胞を作るスピードが遅くなってくるとシワができやすくなります。
シワの予防には、UVケアや肌の水分補給につとめる、睡眠をしっかりとる、栄養バランスのいい食事を心がけるといった日頃からのケアが大切です。
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