インフォームドコンセント - 目頭切開
インフォームドコンセントとは、行われる医療に対し、医師の選択した施術、処方などに対しそのメリットとデメリットを説明し、患者さんの了解と同意を得た上で実際の医療行為を行うというものです。当院では、この考えに基づき全ての患者さんに対して、ご説明と施術前の確認、同意書への署名を行います。
施術に関する全ての情報はホジティブ/ネガティブを問わずに、全ての患者さんに公平に情報開示しております。患者さんの知る権利を私たちは最も大切なことだと考えています。
目頭切開の施術に関する説明
目頭にある蒙古ひだの切除
この治療法の目的・効果
- 蒙古ひだにより隠されている目頭の形を出します。
目の横幅が増えます。
目と目の間が離れている感じが解消されます。
二重まぶたの二重の幅形の自由度が増ます。
この治療法の苦痛度及びデメリット
- 手術中の痛み:笑気麻酔併用の局所麻酔で痛みは最小限ですが、押したり引っ張ったりされる感覚はあります。
- 手術後の腫れ内出血傷の赤み硬さなどにより一時的に見た目が不自然になります(後述)。
- 目頭に傷ができます。
- 元に戻せません。
- 顔の横幅が広い場合目が寄った感じが強調されることがあります。(輪郭の整形の必要性)
- 平坦な鼻根部、一重まぶた・奥二重と組み合わせるとやや不自然な感じになります。
術中/術後の症状は個人差があり、全ての方にあてはまるものではありません。しかし、公平な情報開示の思想に基づき、考えうる状況を全て開示しています。個々の患者さんの状況については、当ページで情報開示される「基本情報」の他、担当の医師より、あなたご自身の状況をきちんとお伝えします。
合併症
- 疼痛:軽度の疼痛であり処方される消炎鎮痛剤でコントロール可能です。
- 腫れ:1週間程度の腫れが出ます。
- 内出血:内出血による色は10日から2週間で完全に消失します。
- 傷の赤み・固さ:数ヶ月で完全に消失します。傷の固さによる目頭の形の不自然さも同様に消失します。
- 感染症:処方される抗生物質、消毒薬の使用により極めてまれです。
術中/術後の症状は個人差があり、全ての方にあてはまるものではありません。しかし、公平な情報開示の思想に基づき、考えうる状況を全て開示しています。個々の患者さんの状況については、当ページで情報開示される「基本情報」の他、担当の医師より、あなたご自身の状況をきちんとお伝えします。
手術前に知っておきたいこと
- 術後完全に自然な状態になるには3−6ヶ月程度はかかります。
- 切開を伴う手術でできた瘢痕をなくすことはできません。
- 元に戻すことができません。
術後の通院治療
- 治療:抜糸後7日目以降。
- 経過観察:術後1週間目、その後完全に落ち着くまで1ヶ月に1度。
- 術後注意すべき点などは、その都度医師・看護婦から説明がありますが、それらの事項は必ず守ってください。
- 手術に関して異常あるいは不明な点が生じた場合はただちに来院していただければ、当院はそれに関してでき得る処置を施します。
- 上記の事項が十分に守られない場合は、当院としましては責任を負いかねます。