インフォームドコンセント - えらを小さくする
インフォームドコンセントとは、行われる医療に対し、医師の選択した施術、処方などに対しそのメリットとデメリットを説明し、患者さんの了解と同意を得た上で実際の医療行為を行うというものです。当院では、この考えに基づき全ての患者さんに対して、ご説明と施術前の確認、同意書への署名を行います。
施術に関する全ての情報はホジティブ/ネガティブを問わずに、全ての患者さんに公平に情報開示しております。患者さんの知る権利を私たちは最も大切なことだと考えています。
えらを小さくする施術に関する説明
治療法の種類
- 骨削除(口腔内アプローチ)
- 骨切り+骨削除=アングルスップリティング法(口腔内アプローチ)
- 咬筋部分切除
最も適していると思われる治療法
- 正面像のみ軽度改善すればよい場合=骨削除
- 正面像を中程度以上改善したい場合、側面像も改善したい場合=アングルスプリッティング法
- 咬筋の肥大により高度にえらが張っている場合=アングルスプリッティング法+咬筋部分切除
最も適していると思われる治療法の苦痛度及びデメリット
- 腫脹の改善まで2-3週間程度、形態が完成するまでに3ヶ月程度かかります。
術中/術後の症状は個人差があり、全ての方にあてはまるものではありません。しかし、公平な情報開示の思想に基づき、考えうる状況を全て開示しています。個々の患者さんの状況については、当ページで情報開示される「基本情報」の他、担当の医師より、あなたご自身の状況をきちんとお伝えします。
合併症
- 腫脹:2-3週間で改善し術前と同じくらいの顔のサイズになります
- 開口制限:2-3週間。咬筋部分切除を併用した場合は筋肉の拘縮により3~6ヶ月。
- 神経障害:まれに顔面神経下顎枝の一過性の麻痺による口唇の左右差があります。数ヶ月で治癒しますがその間美容上の観点からボトックスによる対処療法が必要な場合があります。
- 麻酔による合併症:気管内挿管をすることによる術後ののどの痛みが1週間程度残ることがあります。
- 血腫・細菌感染:まれです。
術中/術後の症状は個人差があり、全ての方にあてはまるものではありません。しかし、公平な情報開示の思想に基づき、考えうる状況を全て開示しています。個々の患者さんの状況については、当ページで情報開示される「基本情報」の他、担当の医師より、あなたご自身の状況をきちんとお伝えします。
後遺症
- 皮膚のたるみの増加:おおむね30歳後半から考慮する必要があります。フェイスリフトが必要な場合があります。
- 顔面輪郭の他の欠点の増強:頬骨の張り出しなどがあります。
手術前に知っておきたいこと
- 顔面の輪郭の問題は複数の要因からなることが多く、問題の改善のためには複数の手術の組み合わせになることが多いです。
- 顔面輪郭の左右差は術前術後を問わず存在するものであり、左右差を完全に無くすことは不可能です。
- 元に戻せない手術です。
術後の通院治療
- 治療期間:術後1日目、3日目、7日目。
- 経過観察:術後3週間目、その後形態が完成するまで1ヶ月に1回。
- 術後注意すべき点などは、その都度医師、看護婦から説明がありますが、それらの事項は必ず守ってください。
- 手術に関して異常あるいは不明な点が生じた場合はただちに来院していただければ、当院はそれに関してでき得る処置を施します。
- 上記の事項が十分に守られない場合は、当院としましては責任を負いかねます。