ニキビ痕のクレーターに医療用針治療「サブシジョン」

ニキビが治っても、お肌にクレーターのような凸凹としたニキビ痕が残ってしまうことがあります。サブシジョンは専用の医療用針を使用し、ニキビ痕直下の固くなった皮膚の繊維をほぐしてクレーターを治します。ローリング型と呼ばれる、皿状に陥没したタイプのニキビ痕に適しています。レーザーやピーリングでは治りきらなかった深いニキビ痕にもおすすめの治療です。

ニキビによる慢性的な炎症が続くと、皮膚の下の組織が癒着して固まり線維化が起こります。この線維化が局所的に強く起こると皮膚組織が引っ張られて陥没し、クレーターのように凹凸が目立つようになります。

サブシジョンは皮膚表面から専用の医療用針を刺して、癒着した繊維組織を剥離します。下に引っ張る力が解除されて凹みが軽減し、お肌が滑らかになります。

ニキビ痕と言ってもさまざまな種類のものがあり、状態によって適する治療法が異なります。カウンセリングでドクターがお肌を診察し、サブシジョンが適しているかどうか診断いたしますのでまずはご相談ください。

サブシジョンが適応のニキビ痕

• ローリング型……開口部が4ミリ以上で皿状に陥没している。
• 深いボックス型……表面がほぼ垂直に深く凹み底面が平たい。
• 脂肪萎縮型……皮下脂肪組織まで炎症が及び大きくくぼんでいる。大きな陥没にはヒアルロン酸注入を併用して治療する。

●深く窪んだニキビ痕をケア

サブシジョンはニキビ痕の皮膚下の固い繊維を切り離すことで、物理的にクレーター状のくぼみを軽減します。開口部が広く深くくぼんだタイプのニキビ痕に適しています。

●ダウンタイムが少ない

針を皮膚の表面から挿入して施術を行います。皮膚表面を切らないので傷が残らず、ダウンタイムが少ない施術です。

●皮膚の再生を促進

サブシジョンは針を肌の深部へ挿入することで創傷治癒力を促進し、皮膚の再生を促します。

●治りにくいクレーターにも対応

これまでレーザーやピーリングでは治りきらなかったという方にも治療を検討いただけます。

有楽町美容外科クリニックではニキビ痕治療のさまざまなメニューをご用意しています。症状によっては併用も可能です。お一人お一人の状態に合わせた治療をご提案いたしますので、ニキビ痕でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

ヒアルロン酸注入

ニキビの重度の炎症によって大きく凹んだクレーターには、サブシジョンの治療にヒアルロン酸の併用がおすすめです。ヒアルロン酸には凹みを持ち上げたり、皮膚と筋膜の再癒着を防ぐ、コラーゲン産生を促すといった働きがあります。

フラクショナルレーザーによるニキビ痕治療

微細なレーザーを照射して古くなった肌を新しい肌に置き換え、若々しい健康的な肌に導きます。さまざまな肌トラブルに対応し、ニキビやニキビ痕の治療にもおすすめです。

ケミカルピーリング

薬剤を塗布して古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを活性化します。ニキビやニキビ跡の改善にも適しています。