隆鼻術

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インフォームドコンセント-隆鼻術

インフォームドコンセントとは、行われる医療に対し、医師の選択した施術、処方などに対しそのメリットとデメリットを説明し、患者さんの了解と同意を得た上で実際の医療行為を行うというものです。当院では、この考えに基づき全ての患者さんに対して、ご説明と施術前の確認、同意書への署名を行います。

施術に関する全ての情報はホジティブ/ネガティブを問わずに、全ての患者さんに公平に情報開示しております。患者さんの知る権利を私たちは最も大切なことだと考えています。

隆鼻を目的とした施術に関する説明

治療法の種類

シリコンプロテーゼを用いた隆鼻術
ヒアルロン酸注入による隆鼻術
耳介軟骨などの自己組織を用いた隆鼻術

治療法の長所と短所

1. 長年にわたり行われているポピュラーな手術です。除去すれば元の形に戻ります。感染時は抜去しなければなりません= (シリコンプロテーゼを用いた隆鼻術)
2.再注入が必要です。鼻尖部の高さが十分に出せないことが多くあります。＝ (ヒアルロン酸注入による隆鼻術)
体のほかの場所に傷ができます。元に戻すことができないことがあります。感染症の心配がありません。＝ (耳介軟骨などの自己組織を用いた隆鼻術)

最も適していると思われる治療法

1. 一般には (シリコンプロテーゼを用いた隆鼻術) または (ヒアルロン酸注入による隆鼻術)が適しています。

この治療法の苦痛度及びデメリット

1. 疼痛：一般的には局所麻酔（笑気併用）で行いますが静脈麻酔科での手術も可能です。(シリコンプロテーゼを用いた隆鼻術)
2. 形が整うのに時間がかかります。不自然な形態の改善に10日前後、完全に落ち着くのに3ヶ月程度かかります。(シリコンプロテーゼを用いた隆鼻術)
術中/術後の症状は個人差があり、全ての方にあてはまるものではありません。しかし、公平な情報開示の思想に基づき、考えうる状況を全て開示しています。個々の患者さんの状況については、当ページで情報開示される「基本情報」の他、担当の医師より、あなたご自身の状況をきちんとお伝えします。

合併症

1. 疼痛：処方される消炎鎮痛剤で十分コントロール可能です。
2. 腫れ：10日から2週間程度で消失します。
3. 切開創の硬さ、手術部位の感覚鈍麻・違和感：3−6ヶ月程度で消失します。
4. 感染症：術後の抗生剤投与、消毒により稀です。プロテーゼ抜去が必要となります。
5. 鼻尖皮膚の厚みの減少（穿破）：適切なプロテーゼを選択すればまれです。
6.左右非対称：プロテーゼが左右に変位した場合と、もともとの左右差が強調されている場合とあります。

術中/術後の症状は個人差があり、全ての方にあてはまるものではありません。しかし、公平な情報開示の思想に基づき、考えうる状況を全て開示しています。個々の患者さんの状況については、当ページで情報開示される「基本情報」の他、担当の医師より、あなたご自身の状況をきちんとお伝えします。

手術前に知っておきたいこと