鼻・あごの形成に持続型注入剤

カルシウムハイドロキシアパタイトを主成分とする持続型注入剤は粘性と弾性が高く、深いシワのケアや鼻・あごの形成に適しています。注入後は1年以上かけてゆっくりと吸収されていきます。自己コラーゲンを産生する作用があり、ヒアルロン酸やコラーゲンなどに比べ、少ない注入量でも長く持続するのが特徴です。非動物由来成分のため、アレルギーテストは不要です。

痛みに配慮した治療をご提供します
当院では快適に治療を受けていただくために、痛みのケアに取り組んでおります。注射による治療でも、痛みが不安な方には麻酔をご用意するなど、できるだけ痛み少なくストレスを軽減するようきめ細やかな対応を心がけています。

注入前
注入前の持続型注入剤は、カルシウムハイドロキシアパタイトをジェルで包みこんでいます。

注入直後
マクロファージ(免疫細胞)により、外側のジェルが分解され、カルシウムハイドロキシアパタイトは線維組織に浸透していきます。

新しいコラーゲンの生成
取り残されたカルシウムハイドロキシアパタイトは、線維芽細胞と呼ばれる組織に入り込み骨様の組織を形成します。また、その周辺に新しいコラーゲンが作り出されます。

コラーゲンの残存
ハイドロキシアパタイトは 約18ヶ月かけてマクロファージに分解されますが、新たに作られたコラーゲンは残るので、その後も長くボリュームが保たれます。